2~3週間②
相手を尊重し、無益な争いを避け、平和に過ごすサインに注目
犬はお互いに仲良く暮らす知恵を身に着けています。相手を尊重し、無益な争いを避け、平和に過ごすサインを交わし合っています。「あなたに危害を加えません。あなたも落ち着いてください。うまくやりましょう。私も落ち着く努力をします。」と語りかけています。そういう子犬のボディランゲージ、すなわち、相手を尊重し、無益な争いを避け、平和に過ごすサインといいます。
◯耳をかく
◯身体を振るわせる
◯床の匂いを嗅ぐ
◯舌をペロペロ
◯あくび
◯舌を出す
◯横を向く
◯鼻を上に向け匂いを嗅ぐ
◯尻尾を激しく振る
◯排尿
など多数の相手を尊重し、無益な争いを避け、平和に過ごすサインが見られたら、犬がストレスを受けている可能性があります。何気ない飼い主の行動が子犬を追い詰めていることがあります。犬の気持ちを思いやりましょう。
人や車に慣らそう
子犬を安心させるため、抱っこして外出します。はじめは、自宅の周りを一回り。家の中では、暴れまわっていた子犬も飼い主の腕の中で神妙な面持ちです。相手を尊重し、無益な争いを避け、平和に過ごすサインがたくさん観察されます。優しく話しかけ、初めての散歩を楽しみましょう。
ズカズカと子どもに触られたり、犬に吠えられたり、嫌な思いをさせないよう気をつけてください。慣れないうちは、短時間で切り上げ、楽しい時間を共有することが大切です。歩道から、車を観察させ、車やバイクの音にも慣らすようにします。
うちの場合、これをさせなかったがために未だに、トラックやバイク、電車に吠えまくります。怖いのは、それらに飛びかかろうとすることです。いつも散歩は緊張します。そうならないためにも今回のことはきちんとやってください。