3~4週間⑨
尊敬される飼い主になるためには②
6 勝利者はいつも飼い主
子犬との遊びで注意しなければならないのは、子犬を勝利者にしないことです。例えば、子犬とじゃれ合っているとき、飼い主の上に子犬を乗せるような姿勢は、子犬の勝利を意味します。ロープなどの引っ張り合いは、犬の支配性、攻撃性を増長する可能性がありますから、リードを引っ張る子犬や攻撃的な子犬とはやってはいけません。ボール遊びをしたときも、最後は必ず飼い主がボールを取り上げ、終了するようにしてください。子犬の見ている前で子犬が勝手に持ち出せないところに保管し、飼い主の持ち物であることをわからせるようにします。
7 仰向けにしお腹を撫でる
動物にとって、仰向けは全く無防備な姿勢ですから、野生の犬は決して仰向けには眠りません。犬が仰向けになるのは、飼い主のことを信頼し、安心しきっている証拠です。子犬がいつでも安心して仰向けポーズになれるような、信頼される飼い主になりましょう。
8 飼い主のベッドに入れない
子犬と飼い主が一緒のベッドや布団で寝ることは、兄弟や夫婦のように同等であることを意味します。子犬に同等と勘違いさせないために、子犬を同じベッドや布団で寝かせてはいけません。
9 ドアの出入りは飼い主が優先
玄関を出るとき、敷地を出るときは、必ず飼い主が先に出るようにします。子犬と並んで立ってマテをさせ、まず飼い主が子犬から遠い方の足を踏み出し、子犬をそれに従わせるようにします。
10 ドアの前やソファーで堂々と眠らせない
飼い主がリーダーであることを子犬に確認させるため、子犬がドアの前や通路などで眠っているときは、子犬を起こして通るようにします。ソファーで寝ているときも同様で、子犬を起こし、床に誘導します。子犬を起こすときは、優しく友好的に行ってください。
11 いつも平常心で接する
子犬にリーダーとして尊敬されるためには、いつも平常心で接することが大切です。子犬がいたずらや失敗をしたからといって大きな声で叱ったりしないようにしてください。
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